[大人の成長塾]卒論 #5
「一年の総括」
youさん 29歳 無職
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- 去年と今年、大きくなにが変わったかと言えば、自分の内面を見つめる時間が増えたということです。
- そのきっかけとなったのが、成長塾の「地図」の作り方を知ってからです。
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- 大判用紙にそれぞれの地図、「執筆」「映画」、「読書」、「ヨガ」、「マインドフルネス」、「料理」etc…を書き込み、それぞれの項目の下に「どうなりたいのか」、「そのためにどうするか」を書き込み、日々を送ってきました。料理なら「疲れにくいカラダ」を目指し、「料理本を呼んでバランスよく食事をとる」といった感じに。
- 月のはじめにその地図の「どうなりたいのか」に対してどれほど近づけたか振り返り、そして今月はどうするか、といった具合に地図を更新する時間を設けました。
- なにが好きなのか、なにが嫌いなのか。なんで好きなのか。なんで嫌いなのか
- なにが向いているのか、なにに向いていないのか。なんで向いているのか、なんで向いていないのか。
- そういった感じで、地図の更新をするときに自身の内面に問いかけるアプローチしてきました。
- 小説の執筆が途方に暮れていた頃、交流掲示板で村松さんに「自分自身の価値を見つけること」と言葉をもらって、その言葉を何度も何度も自分に問いかけました。
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- 20才ちょうどで原因不明の病に犯され、身体が壊れたまま生きていくことになり、いわゆるフツーの生活というのは無理なのかと諦観を覚え、社会でなんだかつまはじきにされたような悔しさを覚えながら、それでもこんな体でも自分にやれることがあると、自分なりにやってきました。
- そこで見つけた気持ちは「弱さを強さに変えられたら」でした。
- そして「弱さを強さに変えられるか?」それが私のテーマなんだと思いました。
- テーマを見つけた11月頃から、執筆を再開しました。
- 以前書いた小説のアイデアを使って、自分のテーマに沿って書き直しています。創造に近い再創造です。
- さらに地図で経験したことも小説に盛り込めるようになりました。
- いまも執筆中ですが、今月中には書き終わりそうです。この小説が今後どうなるかわかりませんが、納得いくものが書けるという手応えはあります。
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- 地図を作ってからは目的意識がはっきりしました。
- いままで本や映画もぼやっと手に取って観ていたが、いまではなぜそれを見るのかという意識がある。意識がハッキリすると、お金の使い道についても考えるようになった。無駄遣いがかなり減りました。健康に投資すると意識を持ち、ストレッチ道具などを購入する機会が増えました。
- 空虚の価値、ということも自分にとっては有益だった。
- 引っ越してきたばかりの部屋みたいになにもない自分の心がまずあって、そこで自分のしたいこと、それを打ちたてていく。そういう過程が楽しいと感じたのは新鮮でした。
- 話はわかるが実践が難しい、と思う部分もありました。
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- 思考と感情の分離の話。
- こないだ脅迫まがいに某局の調査員がやってきたとき、その局のテレビ番組を見る度に苛立ちが起こった。テレビを見るだけでもむかついてしまう。その人物個人に嫌悪するのであって、その局自体に怒るのは分離ができてないのだろうが、やはり感情が刺激されてしまう……。
- トピックスによって難解なものがあり、私は理解できているのか?と疑問に思うこともありました。
- ヨガで先生に教えてもらうときは、ある程度方法論が確立されて、コーチングしてくれる先生がその場にいて、身体に触れてもらえることで理解しやすい。先生側も私の身体について理解できている。
- でも大人の成長塾はそうではない。目に見えない精神領域の話を私が理解できているか、理解できてないからこそ掲示板で尋ねるのも難しいし、村松さん側が私が理解でているか知るのも難しい。
- どこかもやっとした気持ちはありますが、少しずつ時間をかけて消化していきたいです。
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- 総じて、晴れやかに教えを得とくして卒業といった感じではありませんが、去年よりも自分と向き合う時間が増えて、自分自身の価値を見つけることができた。これが一番の大きな収穫でした。
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