[大人の成長塾]

[大人の成長塾]卒論 #2

「何が君の幸せ」

ターャジスさん 29歳 男性 会社員

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  • 思えば私の最初の投稿は自己肯定感についてでした。そして結局のところ最後までこの言葉が一番重要だったように思います。
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  • 以前、成長塾とシンクロームをつなぐキーワードは「人為を捨てて自然に帰る」だと書きました。そうすればしっかりと自分の二本の足で立てると。
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  • 【ただ立つ】というミッションがありましたが、自分はずうっと精神的にこれができていませんでした。仕事で失敗したり叱られれば自らを責め、自らの判断に自信がないから行動が消極的になる。二本の足を例えるなら、それは他者の承認と自己の肯定感なのだと考えますが、いわば自分は片足立ちなのです。だからすぐにふらつく。そのくせ職責を果たしていないことを恥じもしていない、と感じられる人間に対しては敵意に満ちたまなざしを向けます。それは「職責を果たせ」という己に向いていた刃がそっくりそのままひっくり返ったからでしょう。このあたりは、以前書いた通りです。
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  • 言葉。自らを生かすも殺すも、全ては言葉なのでしょう。成長塾は、ある時はその言葉を堰き止める【瞑想】で、ある時は思考の曲がった流れを矯正する【連動の発見】や、感情を引き剥がす【分離】で、良い人生を送る障害となる悪い言葉を取り除くことを勧めてきました。またある時は自分の進みたい道を【ヴィジョン】として構想することや、己の来し方を【地図】として思い起こしてそれを融合させ新次元に達することなど、指針となる良い言葉を手にする必要性を説いています(ちなみに【地図】の一連のくだりは一番読み返した回数が多い箇所です)。一方で、「言葉以前」の言及もありました。【細胞に聞く】【怖気づかない】【がんばらない】。それこそが【自然体】であると。
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  • さて。
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  • なぜ私が成長塾に入ったのかといえば、それはこれまでもさんざん書いてきましたが、「書けなくなった」からでした。「書け」と「書けない」の間でもやもやと懊悩し、何らかのヒントを得ようとしたのです。何度かそのことも相談し、考えることを止めつ戻りつ、そしてそのことへの疲れ苛立ちが頂点に達して「もう全部やめたい」と書いてみせ、「単純に楽しければ続けなさい、楽しくないならやめなさい。言葉が多すぎる」といった返答をいただき、結局、また考え込むことになりました。
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  • それで、成長塾も終わりに近づいています。
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  • メルマガもずっと読ませていただき、ミッションもそれなりにやってみて、何か変わったかな、と思い返してみました。そうして、思うのは、別にそんなに変わったところはないんじゃないかな、です。こうやって小器用に文章にはできても、それは果たして己の心に深く沁み込んでいったのか、というと、そんな気がそれほどしないのです。心に響かなかった、ということではまったくなく、消化が進んでいないんじゃないか、と感じます。
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